クルマ バイクのインプレッションをお届け!
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ハンターカブを購入!装備や走行性能をインプレッション!

 

 皆さんこんにちは!ABEXです!

 

 今回は、

『ハンターカブ』

についてご紹介したいと思います!

 

 Youtubeでもインプレッション動画をあげているので是非そちらもご覧ください!

↓↓スーパーカブ乗りがハンターカブを購入したら想像以上に楽しいバイクだった!↓↓

 

以前2年間で77,000kmスーパーカブで走った私が、

ハンターカブを新車で購入しました!!

 

◆購入したきっかけ

以前所有していたJA44型スーパーカブ(走行距離77000km)の調子が悪く

修理工場に持っていったところ、

クラッチの磨材が全部なくなっていたんです・・・

なんと修理代が6万円ということで迷っていたところ

新車のハンターカブの在庫があったんです!

今現在、納車までに半年〜1年待ちと言われているレアな車体。

なかなか巡り会えないチャンスだと思い、購入しました。

 

◆歴史

オーストラリア向けに2012年まで生産されていた「CT110」という

高機能がウリだったトレッキングバイクが前身です。

 

◆デザイン・装備

ベースはそのままでデザインを現代風にアレンジしています。

デザインの古さは逆に新しく感じます。

丸目のライトはもちろん、ウインカーが四角だったり、フェンダー回りが鉄だったり、サスペンションにブーツを履かせていたり、泥除けもついています。

後はハンターカブといったらアップマフラーですね!

アップマフラーを採用している理由は、悪路でも走れるようにと設計されています。

他にも

・エアーインテークの場所がリア荷台付近と路面より高い場所にある

・エンジンのアンダーガードが付いている

・ステップも可倒式となっている

・ステップの下部にはバンクセンサーが付いている

・タイヤにはブロックタイヤを採用

・ABS付きのフロントブレーキ

・前後ディスクブレーキ

・リアブレーキはNISSIN製

など、オフロードを走る前提で設計されています。

タイヤはフロント、リア共に80/90-17と前後同サイズのタイヤが付いています。

バイクで前後同サイズなのは珍しいですね。

ちなみにスーパーカブのタイヤサイズと同じです。

簡易的ですが、チェーンガードに無骨さを感じますね。

チェーンオイルも塗りやすそうな構造なので、メンテナンス性が良さそうです。

大きいキャリアも付いており、ネジ山が4つあるので社外のキャリアが付けやすいので嬉しいですね。

また、キャリアに持ち手が付いていたり、ゴムヒモを引っ掛ける部分があるのでホームセンターBOXも積みやすいところも嬉しいですね。

キャリア下部には、緊急時に使う工具類が入るようなツールボックスがあります。

開ける時は六角レンチを使います。

私はツールボックスの隣にヘルメットホルダーを設置しました。

燃料キャップの場所は、キーを使ってシートを上げると出てきます。

給油などで使いますね。

 

◆シート

またがってみます。

シートが高くハンドルの位置が高いため、スーパーカブと比べると背筋が伸ばしやすいですね!

シートは硬めではありますが、スーパーカブより幅広のシートになっています。

 

◆足つき

足つきは身長166cmの私がかかとがつかないくらいですね。

車重が軽いので、あまり苦にはならないです。

 

◆ハンドル周り

右側にキルスイッチ、セルスターター。左側にHI/LOビーム切り替え、クラクション、ウインカーがあり、通常のバイクと変わりません。

この車体には、オプションでホンダ純正のグリップヒーターを取り付けています。

ハンドル周りのボタンはシンプルですね。

ミラーもスーパーカブと比べるとしっかりしたものが付いています。

鍵はエンブレム付きのディンプルキーになっています。

イグニッションをONにすると、ギミックの演出があり、スタートします。

 

◆エンジン

124cc単気筒、空冷エンジン

最高出力 8.8ps

最大トルク 11N・m

となっています。

エンジンをかけるとドコドコ感がいい感じです。

 

◆インテリア

ヘッドライトにはLEDが採用されています。

ウインカーをつけるとこんな感じ。

HIビームだと下部が光ります。

 

◆走行性能

街中にでてきました。

実際に加速してみると、アクセルをひねるだけで笑顔になっちゃいますね!!

アクセルを開けた瞬間に伝わってくる空冷単気筒ならではの粒のしっかりしたドコドコ感が体にガツンと伝わってきて、マフラーがアップマフラーになって耳に近い場所に排気口があるおかげでエンジンの振動と共に入ってくる音がライダーの心地よさをかきたてますね!

ギアを入れた時の剛性感も以前乗っていたスーパーカブ110と比べてもかなり良くなっています!

 

ギアを入れた時、ガシャンと脚に確かな手応えが伝わってくるので、ギアを操作した時の満足感といいますか、カブ系の醍醐味の一つでもあるんですが、ギアをガシャガシャ動かすだけでも楽しいんですよ!

ハンターカブになるとペダル剛性含め、本当に剛性感あるシフトフィールになるので、ゆっくり平坦な道を走っているだけでもシフトフィールの良さを感じます!

それに加えてスーパーカブと同じクラッチレバーの内ロータリー式の変速ギアなので

クラッチ操作を気にせず操作できるのは良いですね!

スーパーカブ110と比べると、最高出力は0.8ps向上、最大トルクは2.5N・m上がっているので、全域でのパワー感向上はもちろんですが、特にトルクのパンチ感があります。

中速域のトルクで明らかに負けてしまいますが、空冷ならではの心地よいエンジン振動やエンジンの軽さゆえの車体の軽さは大きな武器ですね!

そしてこうやって同じ速度で走っていても明らかにフレーム剛性が上がっているなというのが伝わってきます。

 

スーパーカブ110はいい意味でも悪い意味でもママチャリにエンジンを乗っけました的なイーリングでしたが、これは自信を持ってオートバイだなと言えるようなフィーリングですよ。

ちなみにハンターカブのフレームですが、C125のフレームをベースにリアフレームを延長してピボットプレートを補強しているので、さまざまな場面でタフに使えるようになっているんですよ。

それに加えてフロントタイヤがリアタイヤと同サイズになったのでフロントタイヤの接地感がかなり良くなりましたね!

特にブレーキした時やコーナリング時のバランスは本当に良くて、スーパーカブだとタイヤが負けるようなところでも余裕持って走れるような感じですね!

ちなみにタイヤはIRCのブロックタイヤが付いていますが、タイヤグリップに関してはドライ路面をのんびり走る分には問題ないですね!

ただあくまでもブロックタイヤなのでブレーキを残しながら横に負荷をかけてコーナリングすると「グニュ」っとブロックがヨレる感じが伝わってきたり、雨になるとやはり国産タイヤと比べると極端にグリップは落ちますね・・・。

なので今後のお楽しみということで、タイヤがなくなったら国産タイヤを色々試してみたいと思います。

そしてブレーキは前後ディスクブレーキということ、ブレーキのタッチ感から効きの良さまで前後ドラムブレーキだったスーパーカブとは雲泥の差ですね!

特にフロントブレーキの効きは、ドラムブレーキと比べちゃいけないほどしっかりと効きます。

それに加えてフロントにはABSがついているのでもしもの時も非常に安心です!

そしてブレーキのクリアランスも勝手に調整してくれるので、スーパーカブ乗りだった自分には非常にありがたいです。

サスペンションの方ですが、全体的にハリはあるけれどしっかりとストロークも確保されていて、特に歩道から道路に入るようなシチュエーションでも「ドン」とくるような底突き感は全くありません。

本当に結構大きな段差でも無駄な上下動なくスタッと乗り越えるので、こういうところもやっぱりオフロードを走ることを考えているんだなと感じますね!

 

そしてなによりこのハンターカブの一番いいなと思うところは、運転姿勢がすごくラクなんですよ!!

ハンドルバーがアップハンドルになっているので、背筋を伸ばすようなポジションで運転できて座面も高めなので、カフェにある座面が高めの椅子に座っているような姿勢で座ることができます。

なのでお尻に負荷がかかりすぎるようなこともなく、良い意味で体の重さがハンドルを持つ腕に分散されていますし、シートも幅広で硬めだけど低反発なシートを採用しているので、長距離を走っても非常に疲れにくいんですよ!

私は1日200km走る時もあるので、スーパーカブ110を運転している時はいつもおしりと腰の痛みに悩まされましたが、このバイクであれば長距離でも非常に心強いですね!

 

いいところばかり言ってきましたが、もちろん不満な点がふたつあります。

 

まず1つ目がスマートキーが採用されていないところですね。

鍵はホンダウイングのロゴ付きのディンプルキーなので、高級感はありますが、個人的にはC125にも採用されているスマートキーがほしかったですね。

ポケットにチャックがないウェアで走ることも想定されていたり、ブランドイメージ的にスマートキーはシティユース車両というイメージ戦略もあるかもしれませんが、今やジムニーでさえもスマートキーですからね。

防犯面も踏まえて個人的にはスマートキーがほしかったです。

 

あともう1つは、ハンドルの幅が結構広いことです。

スーパーカブはハンドル幅695mmに対し、ハンターカブは805mmもあるんです。

250ccのオフロードバイクよりちょっと狭いくらいハンドル幅があるので狭いところは正直通りにくいですね。

しかし、ハンドルバーが広くないとアドベンチャーバイクとしても存在価値が半減しますし、ロングツーリングだと広いほうがラクなので、都心の渋滞が多い通勤程度であればC125、ロングツーリングもこなせて多少の荒れ地もこなせる趣味バイクとしてであれば、ハンターカブは本当にいいバイクですよ!!

見た目の所有満足度も125ccではトップクラスですし、このバイクも前回乗っていた2年で8万km乗ったスーパーカブ同様毎日乗って壊れるまで使い倒したいと思います!!

今後は少しずつカスタムもしていくので、続報をお待ち下さい!

 

次回もお楽しみに!!!