皆さんこんにちは！ABEXです！
今回ご紹介するのは、
トヨタ カローラクロスです！
ガソリンモデルのGグレードと
ハイブリッドモデルのZグレードの
走行性能を比較します！
Youtubeでもインプレッション動画をあげているので、是非そちらもご覧ください！
↓↓これぞ令和の大衆車！ カローラクロス ハイブリッド Zグレード試乗チェック！↓↓
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◆グレード紹介
ガソリン車は、エントリーグレードからGX、G、S、Zの4グレードがあります。
ハイブリッドの場合は、G、S、Zの3グレードとなっています。
その他、内外装の詳細はこちらの記事にて解説していますので見ていただけると幸いです。
今回試乗するのは、ガソリン車のGグレード、ハイブリッド車の最上級 Zグレードになります。
◆走行性能
走行性能の違いについて解説します。
◯Gグレード（ガソリン）
ガソリン車だと思えないほど静かです。まさにハイブリッドと間違えてしまうほど。
エンジンは、1.8L 4気筒 NAエンジンとなっており、最高出力が140ps、最大トルクが170N・mとなっております。
停止状態から加速していくと、少しエンジンはうなりますが、ストレスなく加速します。
街中での走行性能においては、不満のないエンジンです。
アクセルを1〜2割ほど踏んで加速する際はうなりもありません。
トランスミッションについては、最近トヨタで主流になっているダイレクトシフトCVTではなく、普通のCVTが採用されています。
しかし、特にラバーバンドフィールが起こるような感触はありません。
（アクセルを踏み込む際は除く）
タイヤと路面のタッチも非常に良く、まるで柔らかいものの上を走っているかのようです。
ハイブリッド車に匹敵するかのようなしっとりした走りになっています。
ハイブリッド車は車体後部にバッテリーを積んでいるので、しっとりした走りを実現やすいんです。
この車はガソリン車ではあるものの、しっとり感を実現することが出来ています。
◯Zグレード（ハイブリッド）
ガソリン車と比べるとかなり車の動きが落ち着いており、走りが非常になめらかです。
ハイブリッドのZグレードは、THSⅡを組み合わせたハイブリッドでエンジンの最高出力が98ps、最大トルクが142N・m、モーター最高出力が72ps、最大トルクが163N・mになります。
トヨタのハイブリッド特有のしっとり感はありますが、ある程度元気さが残されており、路面の情報が入ってきます。
走行中の静音性もガソリン車と比べると明らかに静かです。
加速についてもモーターにパワー感があるので、エンジンに響いてくることもありません。
ガソリン車は車格に対して重厚感がない印象でしたが、ハイブリッドになると走りに高級感が出てきます！
ただ少し気になるのは、停まる直前にブレーキが「カクっ」となるところですね。
減速中は問題ないのですが、停まる直前のコントロール性が若干悪く感じます。
内外装編でも触れていますが、Zグレードはファブリックの座面になっていたりシートヒーターが付いているので快適です。
また、全グレードにおいて電動サイドブレーキとブレーキホールドが標準装備になっています。
この価格帯で付いているのはすごいと感じます！
◆高速道路
高速道路に乗ってみます。
◯ガソリンGグレード
アクセルを踏み込むとラバーバンドフィールが強く、CVT感あります。
やはりその点はCVTのデメリットでしょう。
しかし、普通にクルージングしているときであれば、エンジンのうなりも特に聞こえず、不快感はありません。
車も大型なので、安定した走りになっています。
コーナリングは軽快！車の大きさを感じさせないほどです。
柔らかいものの上を走っているかのようなのは変わらずですが、ロールしすぎず安定して走ります。
駆動方式はFFですが、トルクステア感も全然ないですね！
登り坂だと若干エンジンがうなりますが、そこまで不快感はありません。
ちなみにプラットホームはGA-Cというカローラシリーズで使用されているものを使っていますが、リアにトーションビームを使用しているんです。
トーションビームですが、リアのバタバタ感を感じません。
まるでダブルウィッシュボーンかのように足回りの動きも豊かになっています。
トーションビームも進化しているんですね！
また、装着タイヤの「ブリヂストン アレンザ」ですが、SUV専用タイヤだけに この車との相性はかなり良いと感じます。
「レーダークルーズコントロール」が付いているのでONにしてみます。
速度設定と車間設定をすると一定の速度と車間距離で走ってくれるので、長距離移動の際は重宝しますね。
さらにステアリングアシストも付いています。弱めではありますが、きちんと動いてくれます。
本当にこの価格帯でこんなに機能が付いているのは驚きですね！
◯ハイブリッドZグレード
加速は驚くようなパワー感ではなく、必要十分なパワー感といったところですね。
コーナリングは、路面に吸い付いているかのような動きです。
サスペンション形式は、フロントがストラット、リアがトーションビームです。
しかし、トーションビーム特有のバタつき感は全く感じません。
また、トーションビーム特有の横揺れに関してもかなり抑えられていて、GA-Cプラットフォームの恩恵を受けているなと感じます！
また、ハイブリッドはリアにバッテリーを積んでいるだけあって、安定した動きになっています。
路面の継ぎ目を通過する際の突き上げ感は少し感じますが、快適な足回りだと思います。
運転していて感じるのは、普通のレベルがすごく高いところにあるように思いますね！
「これこそカローラ」といったイメージで、まさに大衆車の王道といえますね。
SUVとは思えないほどの安定感で、降雨時も不安感が全くありません。
（撮影当日は雨天でした）
タイヤサイズがG,Sグレードだと215-60R17ですが、Zグレードは225-50R18と一回り大きくなっているので、車のバランスがより良くなっていますね。
そして、Zグレードには「パワーモード」がついています。
こちらをONにすると、エンジンがより主張するようなそんなイメージですね。
しかし、思ったほど出力が上がるようには感じられません。
続いて「ECOモード」にすると、アクセルを踏んだ際のレスポンスが悪くなるイメージです。
そして、「レーダークルーズコントロール」をONにしてみます。
速度設定をすると一定の速度で走ってくれるので長距離移動の際は重宝しますね。
また、LTA（レーントレーシングアシスト）もついているので、車線のセンターをしっかり走ります。
個人的には、ハリアーのガソリン車より走りの落ち着き感であったり全体的な完成度は高いなと思えるぐらい良い車でした！
◆燃費
◯ガソリン
平均燃費：約12km
それなりの燃費です。コストパフォーマンスでいうとガソリン車は優れていると感じます。
燃費を気にするのであればハイブリッドを選びましょう。
◯ハイブリッド
平均燃費：約21km
このサイズのSUVでは素晴らしいレベルだと感じます。
◆総評
◯ガソリンGグレード
車内も広く、ここまでの装備が付いているので、この価格帯にしては十分満足できるでしょう。
軽快な走りはガソリン車特有のものですし、コストパフォーマンスは抜群だと感じます。
ホンダ ヴェゼルやマツダ CX-30と比べると多少ドライバビリティの面で劣りますが、車の大きさやコストパフォーマンスを考えると素晴らしいと思います。
使用用途に応じて購入を検討しても良いかと思います。
◯ハイブリッドZグレード
全体的に驚くようなところはありませんが、全体的な質感や走りのレベルが非常に上がっています。
雨の首都高でも誰もが安心して走行できるような車に仕上がっています。
ここ数年での車の進化は驚きですね。
今後も大衆車でもどんどんレベルが上っていくと思われます。今後が楽しみですね！！
気になる方は是非乗ってみてください。
次回もお楽しみに！！
ABEXでした！！！
