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こんなに進化した!?トヨタ ハイラックスの走行性能を徹底紹介!

 

皆さんこんにちは!ABEXです!

 

今回は、

「トヨタ ハイラックスGRスポーツ

の走行性能をご紹介します。

 

 Youtubeでもインプレッション動画をあげているので是非そちらもご覧ください!

↓↓まさに圧倒的存在感!ランドクルーザー300 GRスポーツ内外装徹底チェック!↓↓

 

 

◆グレード紹介

ハイラックスには、3種類のグレードがあります。

下位グレードから X、Z、GRスポーツに分かれています。

 

その他、内外装の詳細はこちらの記事にて解説していますので見ていただけると幸いです。

トヨタ ハイラックスの内外装を徹底紹介! 皆さんこんにちは!ABEXです! 今回は、 「トヨタ ハイラックスGRスポーツ」 の内外装をご紹介します。  Y...

 

◆走行性能

走り出して感じたのは、振動が多かったりハンドルが重いなといった印象があります。

良い意味で言うと・・どこか懐かしいSUVといった感じですね!

後期型のハイラックスになって油量調整式のパワステになったのでこれでも軽くなりましたが、味のある重さになっていると感じます。

なので普段普通の車を運転している人がこの車を運転すると重く感じると思います。

 

また本格SUVなだけに定番のラダーフレームを使用しているので、車本体はかなり頑丈にできています!

それに合わせて足回りは

  • フロント:ダブルウィッシュボーン
  • リア:リーフスプリング(板バネ)

を使用しています。

リーフスプリング(板バネ)は荷物を載せる商用車に使われるのでリアからの突き上げ感は特に気になります。

乗り心地に関して 実は板バネの車は荷物を乗せていたほうが乗り心地がよくなるんです。今回は荷物を全く乗せていないので、リアが跳ねるような突き上げが気になります。

 

そして試乗している今回はお昼ごはんを食べた直後だったので、ちょっと突き上げがお腹に刺さるような感覚でした。

 

しかし、ハイラックスが板バネでなくなると、この車であるアイデンティティが無くなるので『この車の味』と考える方が良いと思います!

乗り心地に関しては、それに加えてGRスポーツになってモノチューブアブソーバーを採用したので、これでも改善されています。

しかし、普通の車に比べると乗り心地は良くないので、そこに関しては本格オフロードカーの宿命といいますか、ニーズによると思います。

悪路の走破性や使い勝手を優先しているように思います。

 

アクセルのレスポンスに関しては、ターボラグのようなものが感じられます。

しっかり加給がかからないとトルクが発生しないような感じがあります。

なので、常時アクセルを軽く踏んでいて加給圧をかけておきたいですね。

 

◯走行モード比較

パワーモードにしてみます。

かなり力強い印象に様変わりします。

海外版ハイラックスだと2.8Lも選択可能ですが、その必要性を感じないほどパワーアップしています。

ECOモードにしてみます。

アクセル踏んだときのレスポンスが遅くなりますが、それでも十分なパワーはあります。

 

◯ブレーキング

ブレーキもコントロール性が良く、踏み込んだところでコントロールするような印象なので、低速域で扱いやすくなっています。

本格オフロードで岩場などを走る場合は、繊細なブレーキコントロールが求められるので、ブレーキ圧力を上げた状態でブレーキコントロールをしますが             そういったシチュエーションでも操作しやすいかと思います。

◯取回し

個人的には、ランドクルーザーの200系や300系より乗りやすいと感じます。

ランドクルーザーと比べると全幅が80mm狭くなっているので、狭い駐車場での取り回しが容易になります!結構この80mmの違いが大きいんです。

全長は5m超ですが、思っていたより運転しやすかったり               取り回しが良好なのは意外でした!

また、座面が高いのでアトラクション感覚になります(笑)子供ウケは間違いありません!

 

 

◆高速道路

高速道路に入り、加速していきます。

やはりアクセルを踏んでからのロスは感じますが、力強いパワー感があります。

6速のATなのですが、オートマミッションも良好です。

ラバーバンドフィールもかなり抑えられています。400N・mのパワーをしっかりタイヤに伝えています。

◯コーナリング性能

コーナリング性能も問題ありません。

油圧式パワステなので多少は重く感じますが、フロントはダブルウィッシュボーンを採用しているだけあって正確にハンドル操作が可能になっています。

乗り心地も、本格SUVと考えると悪くはないと思います。

しかし、やはりリアの板バネが衝撃を吸収できないため、突き上げ感が大きいです。

冒頭でもお伝えしましたが、満腹の状態だと危険かもしれません(笑)

やはり、フロントにダブルウィッシュボーンを採用しているだけあって、        街中でのハンドリングは正確に反応します。

ただ極限のオフロードでは独立懸架を採用している70ランクルなどと比較すると走破性は少しスポイルされます。

なので日常使用の方にもこの辺りは振っているのかなと感じられます。

 

ただ、ダウンヒルアシストコントロールやオートLSD、アクティブトラクションコントロール、リアデフロックも付いているのでオフロードカーとしての装備は非常に充実していますね!

ちなみに『アクティブトラクションコントロール』という言葉は、聞き馴染みがない方もいるかもしれません。

通常のトラクションコントロールは出力を制御してタイヤの回転を制限するのに対し、アクティブトラクションコントロールは、タイヤひとつひとつへブレーキを独立して制御させるので、駆動をかけたままトラクションコントロールが可能になります。

つまり、林道で片輪がハマってしまった場合は、通常のトラクションコントロールだと出力制御が掛かって脱出出来ないところが                        アクティブトラクションコントロールだと出力を掛けつつ、              タイヤ1輪づつ繊細にブレーキコントロールしてくれるので抜け出しやすくなるんです!

 

レーダークルーズコントロールをONにしてみます。

こちらも問題なく動作します。

ハイエースにはレーダークルーズコントロールは導入されていないので、本格SUVに搭載されているのは非常にありがたいですね!

ちなみにステアリング制御機能はついておらず、車線逸脱警報のみです。

この辺りを考えるとランドクルーザーのほうがよく感じますが、値段差を考えれば当然ですよね(汗)

 

走っているとトラックという感触もありますが、それを上回る見た目の良さや走りの満足度があります。

ランドクルーザープラドに比べて自転車やバイクなど大きい荷物や

汚い荷物もラフに積めてオフロードに挑戦できることが大きいと感じます。

まさに今の時代に唯一無二の車といったイメージになります!

自分の使用用途にハマれば愛着はひとしおですね!

 

購入を検討される方は、ぜひ一度試乗することをおすすめします。

やはり乗り心地が独特なので、ご家族にも納得してもらえると良いでしょう。

 

◆平均燃費

この車の平均燃費は 11.7km となっています。

このサイズの車にしては燃費も相当良いですね!

 

◆総評

使い勝手もパワーも問題なしです!

個人的にもこの車、欲しいです!!(駐車場の置くスペースがあれば・・・)

装備充実で見た目のかっこよさ 走行性能も非常に満足いく1台でした!

 

次回もお楽しみに!!

ABEXでした!