皆さんこんにちは!ABEXです!
今回は、
「日産 エクストレイル」
の内外装をご紹介します。
Youtubeでもインプレッション動画をあげているので是非そちらもご覧ください!
今回紹介するのは、新型エクストレイル Xグレード e-4ORCE(イーフォース)です。
フルモデルチェンジするのは9年ぶり!ユーザーお待ちかねの内外装を徹底インプレッションします!!
グレードは上からG,X,Sがあり、今回試乗するのはXグレードになります。
◆外装
外装を写真付きでインプレしていきます。
◯フロントビュー
カタログで見たときの第一印象では顔つきに違和感を感じましたが、実際に見てみるとかなりカッコいいですね!
押し出しのある顔つきは近くで見ると迫力があります。
グリルも特徴的なデザインをしており、迫力がありますね。ピアノブラックで高級感があります。NISSANのロゴも新しいデザインになっています。

◯サイドビュー
天井からリアスポイラーのあたりでしっかり抑揚をつけて、テールライトから迫力のあるフロントに向けてつながっています。
ボディデザインと特徴的なヘッドライトがマッチしていますね!
車体サイズは、
- 全長 4,660mm
- 全幅 1,840mm
- 全高 1,720mm
となっており、コンパクトカーに慣れている人にとっては少し大きく感じるかと思います。
レジャーに行く時には荷物をたくさん詰めたりと、楽しめそうですね!

◯リアビュー
リア周りは先代とほぼ変化がない印象を受け、一目でエクストレイルだと分かりますね!
リアから見てもエッジが立っているので、迫力がありますね!!
フェンダー周りの盛り上がりが手のひらサイズということもあり、迫力を演出しているのでしょうか。

それに合わせてリアも綺麗に造形されており、フロントの迫力に負けないリアビューとなっています!

◯ライト点灯
ヘッドライトとウインカーを点灯しました。
フロントの縦列に並んだライトが点くのは目新しく感じます。
Gグレードになるとシーケンシャルターンランプになります。

リアはこちら。

◯タイヤホイール
タイヤはファルケンのZE310Aを履いており、タイヤサイズ前後共通で235-60R18となっています。
タイヤサイズはグレードによって異なります。
- S、X、エクストリーマーX 18インチ
- G 19インチ
- AUTECH 20インチ
フロントはブレーキキャリパーがあり、片押しキャリパーとなり、リアはディスクブレーキです。
フェンダー周りは樹脂パーツになっているので、SUV感が強くなっていますね!

◯キー
新しいデザインのキーとなっています。

◆内装
続いて内装を見ていきます。
◯ハンドル周り
コックピットがカッコよくなりました。早速イグニッションをオンにしてみると、ディスプレイに鮮やかなアニメーションが流れます。メーター周りもいいですね!
ナビも画質がかなり上がっていて見やすく、操作性も良さそうです。

ナビ周りの質感も上がっており、加飾にも高級感が現れています。
ナビではアラウンドビューモニターも見れるようになっていますが、NISSAN CONNECTがついていないと見れないので是非つけておきたいですね。
(Sグレードは装着不可)

ステアリングは触り心地がすごくサラサラしています。少しツルツルする感覚がありますが滑るほどではないので問題はなさそうです。(手汗がでてくればグリップするかもしれません)
D型のステアリングの形状をしてるので、SUVらしからぬステアリングの形ですね。
実際に触って見ないとこの感触はわからないと思うので、一度試乗してみてほしいです。
ステアリング右側にはプロパイロット操作ボタン、左側にはメーター周りの操作ボタンがあります。

◯メーター周り
画質も非常にキレイですね!
モニターはプロパイロットやエネルギーモニター、走行情報などを表示します。

エアコンは操作しやすいダイヤル式です。
嬉しい装備が全グレードにシートヒーターとステアリングヒーターが標準装備な点ですね!
運転席エアコン操作ボタンの真下あたりにイグニッションボタンがあり、USB、タイプC、シガーソケットがついています。

その近傍にはトレイ、e-ペダルボタン、EVモードボタン、シフトレバーと続きます。

電動ブレーキホールド、ブレーキホールドもついています。
ダイヤルの箇所を操作すると走行モードを変更することができます。

ドライブモードは以下の5種類から選択可能です。
- OFF-ROAD
- SNOW
- AUTO
- ECO
- SPORT

コンソールBOXもステッチ付きの本革なので高級感がありますね。
中には500mlペットボトルが1本と小物が入れられるようになっています。

◯シート
運転席のシートはパワーシートですが、助手席は手動です。
ベーシックなファブリック仕様となっています。触り心地もソファのように気持ちいいです。
座面も滑りにくそうな感触なのですが、2時間程度運転しただけでちょっと座面が硬く感じたので、少し残念ですね…。
補足情報としてXグレード エクストリーマーXのみ防水シートが選択できます。
Gグレードのシートにはテーラーフィット(合皮)が使われており、Gグレードオプションとしてナッパレザー(柔らかい本革)が選択できます。
ドア周りも革のような素材で覆われていて高級感があります。

リアシートはこちら。
実際に座ってみると、かなり広く感じました。
しかし、シートが若干短い点が気になります。
椅子に浅く腰掛けているような感覚です。
シート表面もフロントと比べて少し硬めなので長距離ドライブでは体への負担が大きいかもしれません。

リアシートのリクライニングは数段階で調整できます。
アームレストは肘掛けを出すのに片手では難しいので操作性は良くないですね。
後部座席は高級感を求めるというより実用性重視といった印象です。

リアシートにもシートヒーターがついています。
スキーなどに行く際は嬉しい装備ですね!

◯ラゲッジスペース
広大なラゲッジスペースとなっています。
X e-4ORCEのみ3列シートが選択可能で取り付けることができます。
逆に言うとそれ以外がつけられないのが不思議ですね…。

床下収納は薄いものであれば収納できそうですね!
奥にはパンク修理キットが入っています。

Xグレードの2列シート車で日産コネクトをつけると1500Wのコンセントが付いているので、キャンプする際などに重宝しそうですね!

リアシートをフロントに倒すと、さらに広大なスペースとなります。
自転車などの大きな荷物も積載できそうですね!シート部分の段差が若干気になりますが、荷物を乗せるのであれば問題なさそうです。

◯個人的に残念な点
室内灯がLEDではなく、デザインもチープな印象を受けます。この点は残念ですね。

写真(動画)では伝わりづらいのですが、ピラーから続く天井の質感がチープに感じます。
せっかく高級感や上質なコンセプトのインテリアにしているのに台無しになってしまいます。

◆エンジン
1.5L 3気筒エンジンにVCターボエンジンとe-POWERを組み合わせています。
エンジン最高出力は144ps、最大トルクは250N・mです。
- フロントモーター最高出力 204ps
最大トルク 330N・m - リアモーター最高出力 136ps
最大トルク 195N・m
VCターボとはあまり聞き馴染みのない言葉かと思いますが、Variable Compression turboの略称を呼び、簡単に言うと走行中に圧縮比を変えられるターボエンジンがついているんです。
圧縮比を変える理由は、パワーと燃費の関係性にあります。

このように燃費とパワーの関係はシーソーのようになっています。
VCターボエンジンはこの二つを組み合わせることでいいとこ取りをしているんですね!
- アクセルをあまり踏まない時 → 圧縮比高め
- アクセルを踏んでパワーを出す時 → 圧縮比抑えめ
こんなイメージです。
さすが技術のニッサン、新技術が詰まっていますね。

奥を見てみると防音材が敷き詰められており、防音対策もしっかりとされていますね。

◆グレードと車体価格
2WD仕様
S | 3,198,800 |
X | 3,499,100 |
G | 4,298,800 |
AUTECH(X) | 4,205,300 |
AUTECH Advanced Package(G) | 4,846,600 |
4WD仕様(2列シート)
S | 3,479,300 |
X | 3,799,400 |
G | 4,499,000 |
AUTECH(X) | 4,467,100 |
AUTECH Advanced Package(G) | 5,046,800 |
エクストリーマーX | 4,129,400 |
※X e-4ORCEとエクストリーマーX、AUTECH e-4ORCEのみ3列シート選択可能
その場合およそプラス130万円
AUTECHはアーバンスタイル、エクストリーマーXは見た目が無骨な印象になります。
◆平均燃費
カタログ平均燃費では19.7km/L、レンタカーのこの車の実燃費は13.2km/Lを指しています。
ハイブリッドと考えると悪いかなと感じますね。車格が大きいので仕方のない部分ではあるのかなと思います。

次の記事で走行性能を解説しました。是非そちらもご覧ください!

それではまた!ABEXでした!