皆さんこんにちは!ABEXです!
今回は、
「日産 サクラ」
の走行性能をご紹介します。
Youtubeでもインプレッション動画をあげているので是非そちらもご覧ください!
↓↓軽とは思えないパッケージ! 新型サクラ試乗チェック!↓↓
電気自動車の軽は珍しいですね。
今回試乗したのはGグレードになります。
◯街中走行性能
早速街中での走行性能を見ていきましょう。
軽自動車と思えないような快適な運転空間が実現しています。
内外装編でもお伝えしましたが、インパネ周りは非常に高級感があふれていますね!
加速してみると、「おっ」という声が出てしまうほどスムーズに加速します。
軽自動車とは思えない加速で、さすがEV車といった印象を受けます!
一般道を走っている上では全くストレスを感じません。
ちなみにこの車のパワーユニットは以下の通りです。
- 最高出力:64馬力
- 最大トルク:195N・m
一般的な軽自動車の最大トルクは以下のようになっており、ターボ付きの軽自動車と比べて約2倍です!
- ターボ 98Nm
- ノンターボ 60Nm
トルク感は1,500ccクラスの車に乗っているかのような感覚です。
停車時は、電動パーキングとブレーキホールドがついているため便利ですね。
![](https://sumarazo.xsrv.jp/wp-content/uploads/2022/10/スクリーンショット-2022-10-31-15.03.57.png)
そしてこの車には日産コネクトも付いており、アラウンドビューモニターが付いているのも良いですね。駐車時には便利です。
軽自動車についているのは珍しいと感じますね。
♢ブレーキ
ブレーキのコントロール性は少し気になりますね。
ブレーキをかけて停車する直前に「カックンブレーキ」になりやすいのは気になります。
やはり軽自動車感は否めないのかなといった印象です。
♢車体の安定性
車重が1,080kgと軽いため、運転席で体を揺らすと車体がグラグラと揺れてしまうことも気になります。
デイズ ハイウェイスターGターボの重量が880kgなので、軽自動車の中では重い部類には入りますが、結構揺れるように感じました。
車重は重めですが、加速に関してはトルクがあるので車重の重さは全く気になりません。
♢静粛性
運転中は風切り音が入ってきて、ロードノイズも少し聞こえるので若干気になります。
走り自体はなめらかですが、静粛性はまずまずですね。
◯高速道路走行性能
それではスポーツモードに切り替えて、高速道路に乗っていきます。
加速はなめらかで、かなりグイグイ進んでいきます。
上り坂ですが、エンジンがうなるような印象もなく、スムーズに加速します。
軽自動車の「頑張ってる感」が全くなく、言われなければ普通乗用車と言われても不思議ではないくらいです。
アクセルを踏み始めたときも踏み切ったときもグイグイ加速していくので、軽自動車にはEVがマッチしていると思いますね。
ただし、高速道路に乗ると電池の減りが早くなってしまうのが気になります。
♢コーナリング性能
コーナリング性能ですが、安心感を持って走れます。
重たいバッテリーを積んでいるので重心が低めになり、非常に安定しています。
最近の軽自動車だと背が高いものも多く、重心も高いため不安定な車も多かったのですが、サクラは安定しているので安心して運転できます。
♢走行モード
走行中にスポーツモードからスタンダードモードに切り替えてみます。
切り替えた瞬間、アクセルのレスポンスが元に戻り、マイルドな感じになりました。
そして走行モードによって回生の減速率が変化します。
スポーツモードとスタンダードだと減速率は変わりませんが、エコモードだと回生ブレーキが遅れて効くような印象を受けます。
走行モードの違いで回収率が変化するか試してみましたが、こちらは変化ありませんでした。(動画にて実証していますので、気になる方は動画の08:30からをご覧ください)
♢e-Pedal
e-PedalをONにしていましたが、OFFにしてみます。
OFFにすると普通乗用車と変わらないイメージで運転できます。
しかし電気の回収率が少なくなるので、燃費を気にする方はONにしておきましょう。
また、ハンドルの重さが明らかに違います。
e-PedalをONにしていると重くなりますが、OFFだと軽くなります。
好みに応じて変更してもいいでしょう。
♢プロパイロット
なんと、プロパイロットがついています。
軽自動車でプロパイロットがついているのは本当に大きな進化といえるでしょう。
早速ACCをONにしてみますが、しっかりと追従してくれます。
ハンドル支援を使ってみましたが、バッチリ作動してくれます。ただし、エクストレイルと同様でやや左寄りになります。
しかしこの車は、車格が小さいのでそこまでは気になりません。
車線の認識についてはあまり期待しない方がいいです。コーナーを少しロストしてしまうので、あくまで支援機能として利用しましょう。
♢バッテリー性能
内外装編でもお伝えしましたが、航続可能距離は約180kmと短いので残念です。
とても遠出はできないですね。
充電時は電池残量が50%以上ある場合には、バッテリーの劣化を抑えるために充電時間が伸びます。
そのため、家にコンセントがある環境でないと厳しいかと思います。
ちなみに200Vで充電することが可能なので、200Vコンセントがあったほうがいいでしょう。(100V充電だと、単純に2倍の時間がかかってしまうので…)
公共の充電スポットだと使用時間あたりで金額が加算されるので、充電時間がかかるとそれだけ料金が高くなってしまいます。
(動画中では、電池残量55%で満充電まで4時間かかると表示されています)
◯価格
価格は以下の通りです。
現在は補助金を使用すればかなり安く購入することができます。
東京都であれば約100万円の補助金が出るため、これだけの装備がついたクオリティの高い車をかなりお得に購入できます。
S | 2,333,100円 |
X | 2,399,100円 |
G | 2,940,300円 |
◯まとめ
先進安全装置がついている軽自動車なので日常のアシがわりに使うとしたら、最適です。
シートの座り心地も家のソファーのような座り心地で非常にいいので、おすすめできる車ですね。
高級車に乗っていた方々でも、セカンドカーとして使ってみてもいいのではないでしょうか。
しかし、遠出をするのには向いていないことや、充電に時間がかかる点は悩みどころですね。
ご自身の使用用途や充電環境などの状況に応じて、購入を検討してみてはいかがでしょうか?
それではまた!ABEXでした!